検証方法

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ダメージ計算やスキルの効果について、下記のような方法で検証を行っています。事実かどうか気になる方は、ご自身で追試を行ってください。第三者が同じ実験をして同じ結果が出たらそれは事実として認めるべき事です。もし違う結果が出ればぜひ報告ください。そこにまだ解明されていない事実がある証拠ですので、さらなる検証をする事ができます。

検証場所

主にマルモンと攻城掠地で略奪の時に出るモンスター、馬車の略奪のモンスター相手のPvEで検証を行います。これらのモンスターとはこちらの戦力に変わりがなければ与えるダメージも変わらないので比較しやすいです。

会心ダメージ

会心ダメージについて解明の手掛かりとなったのは、甘美なるキスなどの仲間能力の会心DMG+666%です。この会心DMGが増加する仲間能力の発動した時としなかった時のダメージを比較すれば会心ダメージの計算式を導き出せると考えました。

実際にマルモンを叩いて出たダメージは仲間能力が発動した方が39117万、発動しなかった方が17264万なので、能力発動しても2.2倍少々にしかなっていません。その事から、単純に会心ダメージ666%増えるわけではなく、特殊ステータスの会心DMG加算に666%が加算されるのだと予想がつきます。私のその時の会心DMG加算は376.18%でした。

では、会心DMG加算の376.18%に666%を足せば良いのかと言えばそれだけでは不十分のはずです。それでは仮に会心DMG加算が0%だったとしたら会心が発生した時にダメージが0になってしまうからです。会心DMG加算が0%でも通常攻撃と同等のダメージを出すためには追加で100%は必要で、会心と言うからには通常の1.5倍や2倍のダメージがあってもおかしくはないので、会心ダメージは通常ダメージ×(会心DMG加算+150ないし200)%となる可能性が高い。

実際に計算してみましょう。仮に会心ダメージが1.5倍以上になるように設定されているのであれば私の会心ダメージは(150+376.18)%、仲間能力発動時は(150+376.18+666)%になるので、それぞれで割ってやれば通常ダメージを導き出せるはずです。

17264万/(150+376.18)%=3281.0065
39117万/(150+376.18+666)%=3281.132044

御覧の通り、ほぼ一致しました。多少の誤差は、もともとのダメージが千の桁以下が省略されているので出るのは仕方ないです。この事から、会心が発生した時は、通常ダメージ×(150+会心DMG加算±その他補正)%になる事がわかります。

その後も、何度か戦力や特殊ステータスが変わってからも確認しているのでほぼ間違いないかと思います。もし間違いがあるとしたらマルモンに会心DMG軽減が設定されいる可能性が少しあります。仮にマルモンが会心DMG軽減50%あったとしたら本当は150じゃなくて200なのが、200-50で150に見えているだけという事になります。

同じような検証はSR仲間のハルナとかでもできるので、気になる方は試してみてくださいね。

スキルダメージ

上記の会心ダメージと同じ手段でスキルダメージも計算できないかと試してみました。年越しの夜などのスキルDMG+300%を利用します。相変わらずマルモンを叩きながら、スキルのエフェクトなどに隠れて数字が読み取りにくいですが仲間能力の発動を待ちます。

仲間能力が発動した時の錬金術のダメージが275億、戦技のダメージが250億、発動しなかった時の錬金術のダメージが150億、戦技のダメージが127億でした。この時の錬金加算は259.98%、戦技加算は208.78%でした。

会心の時と同様に、そのまま足すだけでは不十分ですが、スキルは会心のように発動条件を必要としないので、そのまま100を足せば十分だろうと予想が付いたので、計算を進めます。

まずは錬金
150/(100+259.98)*100=41.66898
275/(100+259.98+300)*100=41.66793

次は戦技
127/(100+208.78)*100=41.12961
250/(100+208.78+300)*100=41.06574

やや戦技の方の誤差が大きく感じますが、仮に250.3億だとしたら41.11502なので、十分誤差の範囲内と言えるでしょう。これでスキルの方も会心ダメージと同じように基準ダメージ×(100+スキル加算±その他補正)だという事がわかりました。

では、錬金が41.66に、戦技が41.12になった0.54ほどの差はどこから出てきたのでしょうか?それはスキルの中身にありました。

錬金の方のメインスキルはレクエイム星4でDMG+70%、戦技の方のメインスキルは旭日東昇星4でDMG+70%なのでレアリティも星UPも同等です。ただレクエイムには会心ダメージ+30%と+48%のサブスキルを付けていました。旭日東昇には会心ダメージ+70%があるものの会心ダメージが増えるサブスキルは付いていません。なお、この時の私の会心DMG加算は376.18%でした。

ここで会心ダメージの時と同じ計算します。
41.6/(150+376.18+30+48)*100=6.885365
41.1/(150+376.18+70)*100=6.893891

このように、錬金も戦技もスキル加算と会心DMG加算の影響を外すとほぼ同じ値になりました。この事から、スキル発動時にそのメインスキルとサブスキルの会心ダメージ+〇%の合計が会心DMG加算に加わるのがわかります。同時に、別のメインスキルやサブスキルは影響しない事も明らかです。

加えて言うなら、貫通ダメージ+が機能していません。この場合錬金の方の貫通ダメージ+の合計は70%、戦技の貫通ダメージ+は135%ありました。貫通ダメージ+が何らかの影響を持っているなら、スキル加算と会心DMG加算の影響を外した値に差が出てなければいけません。もちろんマルモンのガードが異様に高くて貫通が発生していない可能性もあります。

検証にUR仲間やURスキルを使いましたが、SSR仲間のライムなどを使って同様の検証をすることが可能です。気になる方は試してみてください。

DMG強化

せっかくなのでDMG強化とスキルの関係も見ていきましょう。今回はSSRの酸性爆弾星4DMG+35%と虚弱促進星1DMG+20%とを比較します。今までの検証で貫通ダメージ+はダメージ量に影響を与えないのはわかっていますし、会心率などの発生率が変わる特殊ステータスもダメージに影響ないので、サブスキルはダメージに影響ないステータスのモノを選択して付けてあるので、DMGの差がダメージに与える影響だけを見る事ができるはずです。

マルモンを叩きながら数値を拾います。自分の戦力が低くてダメージが100億越えしないので数字が読みにくかったですが、酸性爆弾は839429万、虚弱促進は799045万のダメージでした。これが+35%と+20%の差というわけです。

いろいろと計算してみた結果、このDMG+はDMG強化に加算されるのがわかりました。私のこの時のDMG強化は176.79%でした。そこでスキル加算の時と同じように計算してみます。
839429/(100+176.79+35)=2692.29
799045(100+176.79+20)=2692.291
このようにメインスキルのDMG+は特殊ステータスのDMG強化に加算されています。

基礎ステータスとダメージ(検証中)

戦力9233万、生命値4.25億、攻撃3955万、防御力2436万の時、マルモンのボスを殴った通常攻撃時のダメージが会心21938万

戦力9395万、生命値4.3億、攻撃4068万、防御力2456万の時、マルモンのボスを殴った通常攻撃時のダメージが会心22321万

戦力1.7546%、生命値1.1765%、攻撃力、2.8571%、防御力0.821%上昇して、ダメージは1.7458%増えました。

そこからスキルのレベルを上げて攻撃力だけ4131万まで上げて、マルモンのボスを殴った通常攻撃時のダメージが会心22470万

戦力0.6599%、攻撃力1.5487%上昇し、生命値・防御力変わらず、ダメージは0.6675%増えました。

以上の事から、マルモンのボスに与えるダメージは攻撃力ではなく、戦力に比例する可能性が高いと言えます。そうすると次の2つの可能性が考えられます。

マルモンのボスの生命値は強いプレイヤーほど多くなるので、仮にボスの生命値がプレイヤーの戦力に比例して増えるのだとしたら、ダメージは生命値に対して割合で計算されている可能性が考えられます。

ダメージ計算する時に、不具合で攻撃力を参照すべきところで戦力を参照してしまっている可能性も考えられます。普通ならあり得ないですが、このゲームの不具合の多さを考えると全く無視できない可能性です。

追加して、防御力だけ上げてみてダメージ比較してみました。生命値、攻撃力変わらず、戦力0.1157%、防御力0.4446%上昇し、ダメージは0.1195%増えました。スキル経験値の残りが少なかったので上がり幅が小さすぎですが、攻撃力が上がらなくてもダメージが増える事が確認できました。

貫通とガード

新しいサーバーで会心が低い状態でマルモンのボスを叩いてみたところ、貫通ダメージが発生したのでダメージを記録してみました。

通常攻撃で111465、貫通で172771、会心で199600でした。貫通で通常攻撃の1.55倍、会心で1.790697倍になっています。この時の貫通ダメージ増加は5%、会心DMG加算は29.07%。会心時には会心DMG加算に150%加算するのは上で説明した通りなので、会心時に計算通りダメージが増えているのがわかります。貫通時にも、貫通ダメージ増加+150%のダメージが増えています。

少し成長させてもう一度ダメージを記録。通常攻撃で235018、貫通で364278、会心で496758、さらにベレンの効果(貫通DMG+200%)が発動したと思わしき貫通で834317。この時の貫通ダメージ増加は5%、会心DMG加算は61.37%。貫通で通常攻撃の1.55倍、会心で2.113702倍、ベレンの効果で3.55倍になっているので計算通りです。

何度か試してみて、会心と貫通が同時に発生していないようなので運営に問い合わせしてみました。

Q.会心と貫通が同時に発生しないのは仕様ですか?両方が同時に発生する場合、必ず会心が優先されて、ダメージ計算でも貫通は計算に含まれていません。仕様なのか不具合なのか教えてください

A.現状の仕様としては同時発動した場合、両方の効果が発動せずに、
お客様にご確認いただいているように会心が優先されます。

ただ、スキルに貫通と会心ダメージが増える、あるいは会心と貫通ダメージが増えるものがある事を考えると、会心と貫通が同時に発生しないのは本当に仕様なのか?と疑問に思えてなりません。さらに言うなら、貫通時にも会心時と同じく150%加算されているのが気になります。相手の防御力を下げる効果ではなかったのか?と。

推測ですが、本来は会心と貫通が同時に発生するはずだったのが、なぜか貫通が防御力を下げるのではなく会心と同じダメージに+150%する処理になってしまい同時発生しなくなったのではないかと思います

 

まとめ

まだ攻撃力と防御力の関係はわかっていませんし、PvPの場合はもっと複雑な要素が絡まるので明確ではありませんが、上記の事からダメージ計算の後半部分は推測できます。

ダメージ=自身の戦力と相手の戦力から算出される基礎ダメージ×(1+DMG強化ー相手のDMG軽減)×(1.5+会心DMG加算ー相手の会心DMG軽減)×(1+スキル加算ー相手のスキル軽減)

それぞれのパラメーターが0以下になるとダメージが発生しなくなる事になるので、ある程度の下限値が設定されています。ただ、対人戦においては最低ダメージが設定されているようなので、正確な下限値を測る事ができません。

ある程度の推測はできます。自分のDMG軽減が相手のDMG強化を100%以上上回っていても、あるいは会心DMG軽減が会心DMG加算を100%以上上回っていても、会心やスキルで大ダメージを受けるので、おそらくこれらのパラメーターは1以下にはならないと思われます。各種スキル軽減では、100以上上回るとダメージが一桁になるので、スキルのパラメーターが0以下になるとダメージは一桁になるのだと考えてよさそうです。いずれにせよ、竜族以外のPvPでは生命値の1.7%が最低ダメージとなるので正確なダメージを知ることはできません。

推測

格上に殴り勝つ方法

実はこのゲームには戦力が倍以上高い相手に殴り勝つ方法があります。特に自分の戦力が5000万未満だと勝てる公算が高いです。というのも、このゲームでは最低ダメージが保証されているからです。

相手の攻撃力がどれだけ高かろうが、こちらに十分な靭性とダメージ軽減とある程度のガードがあれば、受けるダメージは自分の生命値の1.7%に抑える事ができてしまいます。そして、相手の防御力がどれだけ高かろうが相手の生命値の1.7%のダメージを与える事ができてしまいます。お互いに1.7%ずつ削り合うのであれば、あとはスキル構成や指輪の使い方次第で勝ててしまうのです。

会心が相手の靭性を上回っていたらなおよし。与えるダメージが1.7%から4%に増えるので相手を圧倒できます。こちらの戦力が5000万未満で相手が5000万以上なら更に良いです。戦力5000万未満だと会心でも受けるダメージは2%になります。お互いに会心出しあってもこちらは2%ずつしかけずられないのに相手は4%ずつ削るのであっさり勝てます。

特殊ステータスの割り振りで上回らないといけないので大変ですし、強力なスキルに殺される事もありますが、格上の相手と渡り合えるので面白いですよ。

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